連載シリーズ「生麦玉子の簡単料理で野菜たっぷり」

イメージ2012年になりました。なまむぎたまこです。

真新しいカレンダーや手帳、日記帳…
やはり、気持ちが改まりますね。
今年一年、どんな予定や記録で埋まっていくのでしょう…

明るい話題、楽しみな計画を多く書き込める一年になりますように、
華やかな、大きな出来事はなくても、一日一日が穏やかでありますように、と
願う気持ちでいっぱいです。

今年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。

  【献立のたてかたを考える⑦】

今回の小鉢は、

(1)にんじんの煮物

(2)長ねぎを使った炒め物

(3)白みそを使った“お味噌汁”(京都のお雑煮風)

 

(1)、(2)は、それぞれをお弁当に入れてみます。

✿おことわり…(2)は“長ねぎとなすの味噌炒め”の予定でしたが、炒め合わせる材料を変更しました。今、なすは旬ではないですものね。
いつでも手軽に用意できる材料と組み合わせた“長ねぎの炒め物”を紹介することにします。


(3)は、関西でおなじみの、白みそを使ったお味噌汁を紹介します。
スープ、酒粕汁(「簡単料理で野菜たっぷり」第8回をご覧ください)とともに、冬の食卓に登場させていただけたら、と思います。

(1)を使った

★ある日のお弁当★

  • ご飯(香の物)
  • 豚肉の簡単しょうが焼き(玉ねぎ、キャベツ)
  • ウィンナーの薄焼き卵巻き
  • にんじんの煮物
  • サラダ菜

第一群 第二群 第三群 第四群



















       

注:「砂糖」欄の○印は、人参の味つけに使用した分です。






















       
                 ↓         ↓                     ↓

       ウインナーの卵巻き    豚肉のしょうが焼き  生野菜(サラダ菜)

 

※「毎日のお弁当に入れる野菜、何にしようか、悩むわ~」という声を時々、聞きますが、 常備菜にもなる、この“にんじんの煮物”はどうでしょう?

にんじんは、ちょっと苦手…という方も、この時期だけ手に入る‘金時にんじん’で一度、お試しくださいね。金時にんじんは、普通のにんじんよりも甘く、にんじん特有のにおいも少ないので、苦手な方も食べやすいと思います。色も、赤くてきれいですしね。

もちろん、いつでも手に入る、ふつうのにんじんでも同じように作れるので、是非常備菜のレパートリーに加えて下さいね。

 

※にんじんは、子供たちにも好き嫌いの分かれる野菜ですが、昔、次男が幼稚園児のころ、この“にんじんの煮物(ふつうのにんじん使用)”が多くのお友達に好評で、作った私もびっくりしたことを覚えています。ひとりのお母さんの「どうやって作るの?家にある、普通の調味料で、あの味になるの?」という質問をいただいたことも、うれしい思い出として今でも心に残っています。

おいしく作るためのポイントは、しっかりおだしをとることです。(この煮物を作るときは、いつも、かつおぶしで少し濃いめにだしをとっています)また、煮汁に少しサラダ油を加えることによって、仕上がりがまろやかになるように感じます。にんじんなどに含まれるカロテンは、油と一緒に摂ると吸収がよくなるので、そういう意味からも、少量のサラダ油を加えてみてくださいね。

 

※薄焼き卵…卵1個で、18cmのフライパンで2枚作れます。少し多めに作って、1枚ずつ冷凍しておくと、お弁当作りに重宝します。オムライスに、焼きそばを包んでオムそばに。錦糸卵にして、簡単ちらし寿司や混ぜご飯に。三色ごはんの一色にもすぐ使えます。

 

とっても簡単!豚肉のしょうが焼きの作り方

      

野菜の量はお好みで。たっぷり入れることもできます。
         味付けは、簡単!失敗なし!ですよ。

【材料】

豚肉、 玉ねぎ、キャベツ (ピーマン、にんじんなども)
みりん、酒、しょうゆ(分量は下記太字部分を参照してください)
しょうが

【作り方】

①豚肉(お弁当には脂の少ない部位がおすすめ。こま切れ肉や切り落としでもOK)
 を細切りにして、しょうが汁を混ぜ込んでおく。(前日の晩に)

②玉ねぎは細く、キャベツは一口大に切っておく。
(キャベツはあらかじめ、さっと茹でるか、蒸し煮して使うときれいに仕上がります)

③豚肉、玉ねぎ、ピーマンを炒めて、味付けする。

味付けは、みりん:酒:しょうゆを1:1:2の割合で。

仕上げに‘とろみちゃん’でとろみをつけるのもいいでしょう。

(2)を使った、

★ある日のお弁当★

  • ご飯(香の物)
  • かきフライ
  • ひじき入り卵焼き(にんじん、大豆、油揚げ、いんげん)
  • 長ねぎの炒め物(油揚げ、しいたけ、かまぼこ)
  • ブロッコリーのごま和え

第一群 第二群 第三群 第四群



















       





















       
                                         ↓
                                  ブロッコリー(茹で物)

※お弁当のおかずは、持ち歩いても、お汁の出ないことが必須条件ですよね。「お汁が出ない」「短時間でできる」「味もお好みで、しっかりつけることもできる」の点からも、この“長ねぎの炒め物”は、お弁当向きの野菜のおかずだと思います。

今回の“長ねぎの炒め物(油揚げ、しいたけ、かまぼこ)”の味つけは、みりん少々としょうゆ少々です。この組み合わせの他、<長ねぎ、油あげ、しいたけ、ザーサイ>もおすすめです。これは、ザーサイの塩味があるので、しょうゆ少々で味を調えるだけで、OK!簡単です。また、<長ねぎとわかめのごま油炒め>も我が家の定番です。わかめを炒めるのは意外かもしれませんが、油はねに気をつけて一度お試しくださいね。(しょうゆ少々、炒りごまで仕上げます。)

 

※油揚げと長ねぎは相性いいですよね。きつねうどん、(前々回紹介したきざみうどんもそうですし)、きぬがさ丼(これも京都のお店にあります。油揚げとねぎを味付けしたおだしで煮て、卵でとじる)もそうですし、長ねぎのせん切りを、袋に開いた油揚げに詰めて焼く(薬味としょうゆ少々でいただく)のも、おいしいです。

寒いこの季節、ねぎとしょうがをたっぷり食べて、体を中からも温めたいですよね。 炒めたり、焼いたりしながら、長ねぎを余すことなく使いこなしてくださいね。

 (3)を使った、

★白みそのお味噌汁★

 

※ご存じのとおり、京都のお雑煮は白みそ仕立てです。 中に入れるのは、大根、金時にんじん、小芋(里芋)、油揚げ、そして青菜。お餅。 少し甘めで、まったり、しっとり、はんなり… ほっこりするな~と思うのは、やはり、育った土地の味だからでしょうか? お正月だけのものにしておくのは、惜しい気がして、 ここ数年は、普段の食卓にも登場することが多くなりました。 具は、大根と油揚げがあれば、十分、京風お雑煮風が味わえます。

かつおぶしで、おいしいだしをとって、ぜひお試しください。 (昆布とかつお節なら、もちろん申し分ありません。) 甘めのみそなので、最初は、少し粉末しょうゆが入っている‘だしパック’を使うのも 味が調えやすくて便利かもしれません。参考にしてくださいね。

★白みそお味噌汁の献立例★

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  • ご飯
  • 京都のお雑煮風おみそ汁(大根、油揚げ)
  • いわしの卯の花漬け(市販品)
  • 煮やっこ(きのこたっぷり、あん仕立て)
  • 菜の花のお浸し(花かつお)
 

‐‐‐‐‐‐‐<次回は…>‐‐‐‐‐‐‐

“野菜の小鉢”第9回(2009年2月)で紹介した、

           イメージ
(1)せり、にんじん、ごぼう、あぶらあげの炒め物
(2)〔大豆製品を使ってもう一品〕…‘利尻屋みのや’の「昆布」を使った“湯豆腐”  

 それぞれを使った献立を紹介する予定です。

 

我が家の沈丁花、今年も、つぼみがたくさんつきました。 初めて植えたフリージアの球根からも、芽が出て育っています。 去年、球根を掘り起こさず、そのままにしていたヒヤシンスのつぼみもふくらんできていて、一部花が咲いています。

冬の次には春がちゃんと来るんだな~、と感じられる小さな発見をすると、なんだか、 それだけで、うれしくなりますよね。

とはいえ、まだまだ寒さは本番中…
どうぞ、暖かくして、お過ごしくださいね。